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「今日は久しぶりに陽が差して、やはり晴れの
日は気持ちが良いね。ガーデンの花も活き活き
しているよ」
「でも、これも束の間らしいよ。天気予報は
明日から一週間ずっと傘マークだよ。
このお天気、どうなっているのかね」
「そうだねえ。ガーデナーとしては、雨ばかりで
庭仕事が出来なくて困るんだよね」
「手をこまねいている間に、雑草がどんどん
伸びてしまっていやになるなあ」
「それじゃ除草剤を撒けば良いじゃないか」
「それだけはしたくないなあ。やはりガーデナー
は辛抱強く、草を一本づつ抜いていかなきゃダメ
だよ」
「そうかい、ご苦労様なこった。腰を痛めない
ようにやっておくれよ」
「サルビアの花は良いねえ。これは花が紫色
なんだ」
「地味な花だねえ。もっとパッと明るい花の方が
良いなあ」
「まあ、君にはこの花の良さが分からないだろう
なあ」
「これはべロニカという花だよ。多年草だから
毎年花を咲かせるんだ」
「うーん、これもイマイチだねえ」
「秋明菊はどうかね。今が盛りなんだけど」
「そうだね、地味な花の中では、これが一番マシ
かな」
「今日は、歌の時間はないのかね。良い演歌を
準備してきたのだけど、歌って良いかい?」
「いやいや、今日はよしておこうよ。この気持ち
良いお天気だけで十分だよ」
「そうかい、残念だなあ。じゃ近いうちにお願い
するよ」
「分かった、分かった。じゃ、また明日!」