われもいつぞ

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今日も曇って、時々小雨が降る梅雨らしい

一日でした。


それに気温が低くなり、家の中でもシャツ

だけでは肌寒く感じます。

もう片付けてしまった冬ものを、引っ張り

出して来て羽織っています。


親友急逝のショックは簡単にはなくなり

ません。


今日は新古今和歌集の哀傷歌の中から、

今の気持ちに添った歌を引用してみます。


  われもいつぞあらましかばとみし人を

  しのぶとすればいとど添ひゆく

      前大僧正慈円


  わたしが死ぬのもいつのことだろうか。

  生きていたらなあと思う、以前会った

  人々を偲ぼうとすると、いよいよ

  その数がふえてゆく。


  
  なき人を偲ぶることもいつまでぞ

  けふのあはれはあすのわが身を

      加賀少納言


  亡くなった人を偲ぶのもいつまで

  でしょうか。今日の哀れは明日は

  わが身にふりかかってくる無常な

  世の中ですから。


 
  みな人の知りがほにして知らぬかな

  かならず死ぬるならひありとは

      前大僧正慈円


  人は皆知ったような様子をしているが

  じつは知らないのだなあ。

  人は必ず死ぬというこの世のためしが

  あることを


貴重な残された毎日を大切に精一杯生きて

行かねばと本当に思います。


しばらく梅雨空が続くようですね。

今晩も熱海の海上花火大会がありました。

梅雨空に花火はあまり似合いませんね。


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