曇りがちで冴えない
お天気が続きます。
爽やかな秋晴れの日に
早くならないかなあ。
と花たちも思っている
のではないのでしょう
か。
折角咲いても、この
お天気では魅力が半減
ですからね。
昨日は上野にある
旧岩崎邸庭園を訪れ
ました。
脇を通って歩いて15分
位です。
池の蓮の葉がもう枯れ
始めていました。
浜離宮恩賜庭園を訪ね
たばかりなのですが、
東京都には浜離宮庭園
を含む都立文化財9庭園
があります。
他の8つも以前に訪れ
たことがあるのですが、
再訪するのも悪くない
かなと思っています。
手始めに旧岩崎邸庭園
から再訪することにし
ました。
不忍池の周りには散歩
をする人がほんの僅か。
人が全く密ではありま
せん。
旧岩崎邸庭園はその名
の通り三菱の創始者で
ある岩崎家の本邸の跡
です。
明治29年に造られた
邸宅は、往時は今の
敷地の3倍もあり、20棟
もの建物が並んでいた
そうです。
庭園の入り口からなだ
らかなスロープの坂道
を登って行きます。
英国人の建築家ジョサ
イア・コンドルの設計
によるものだそうです。
英国の邸宅の雰囲気が
ありますね。
往時は年一回の岩崎家
の集まりや外国人や
賓客を招いてのパーティ
など岩崎家の迎賓館と
して使われていたそう
です。
洋館の南側は列柱の並ぶ
ベランダで、明るい窓
から芝生の庭が見えま
す。
広い芝の庭がこの邸宅
の庭園の特徴なのでし
ょうね。
花の咲く庭園を期待し
て行くとちょっとがっ
かりします。
旧古河庭園のような
バラ園はありません。
もっとも、今は囲い
に覆われている庭園
の奥には花壇がある
のかもしれませんが。
庭から見た洋館です。
良く手入れされたきれ
いな芝生の庭園ですが、
ガーデナーとしては
この洋館とマッチする
きれいな花壇が欲しい
ですね。
そうすれば、この洋館
の良さがもっと増すよ
うに思いますが。
和館は往時は建坪が550
坪もあったそうです。
現在は大広間の一棟だけ
が残っています。
岩崎家のプライベート
な住居は今は無くなっ
た広い和館にあったよ
うです。
岩崎家の写真が飾られ
ていました。
前列に座っているのが
岩崎彌太郎の長男で三菱
第三代目社長の久彌で
す。
この邸宅は久彌の本邸
として造られたそうで
す。
さーて、次はどの庭園
を訪問するかなあ。
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