嵯峨野の二番目の訪問地は
二尊院です。
総門から本堂までの参道は
「紅葉の馬場」と呼ばれ、
150mの道の両側が紅葉
で包まれます。
JRの「そうだ京都に行こう」
キャンペーンでこの参道の
映像が使われきれいだった
のを覚えています。
紅葉は少し盛りを過ぎていました。
でも、ここの紅葉の眺めはとても
きれいですね。
直線の参道が遠近感をもたらすの
でしょうか。
これは7月に来た時の同じ場所の
写真です。
若葉の緑より紅葉の方がやはり
きれいですね。
天台宗の古刹です。
境内には幾つかの歌碑があります。
我がものと秋の梢をおもふかな
小倉の里に寂居せしより
西行法師
しのばれむそのくもなしに小倉山
軒端の松になれてひさしき
こんな句も飾られていました。
散もみじ ここも掃きいる 二尊院
これは華手水(はなちょうず)と
いうのですね。
確かに手水のためのひしゃくが
置かれています。
本堂の境内から上に登る階段が
あります。
もう多少の階段には驚きませ
んよ。
多宝堂と墓地に通じる階段です。
登り切ってふと見ると、藤原定家
の邸宅跡への道という看板が出て
います。
これは行ってみなきゃと思い、
標識に従って行くと、鬱蒼とした
山道です。
すずめバチとマムシに注意という
注意書きが掲げてありました。
暫く歩いて行くと小さな広場に
出ました。
立て看板に藤原定家の時雨亭跡
百人一首選定の遺跡と書かれて
います。
土台の基礎しか残っていません。
それにしても随分山奥ですね。
目の前は切り立った崖で、眺望の
良い場所です。
境内はひっそりしていて、あまり
人は見かけません。
ゆっくりと紅葉を楽しみながら、
最後の見物地天龍寺に向かいます。
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