今日はまた京都紅葉見物
の写真をUPします。
今日は厭離庵(えんりあ
ん)です。
大沢池を鑑賞してから、
清凉寺を経て、宝筐院で
思いがけず紅葉を満喫。
さて、次は二尊院へと
向かう途中の細い道に
厭離庵入口という小さ
な案内が出ていること
に気が付きました。
調べてみると、藤原定家
が住んでいた山荘の跡地
で、小倉百人一首を編纂
した所だそうです。
こりゃ見逃す訳に行かな
いぞ、ということで予定
にはなかったのですが、
立ち寄りました。
定家の山荘はその後荒廃
したが冷泉家が修復し、
臨済宗天龍寺派の寺と
なったそうです。
11月1日から12月7日
のみ一般公開されてい
るそうで、運良くこの
期間中に訪れることが
出来ました。
小さな寺院ですがここ
も紅葉が見頃。
苔むす庭と紅葉してい
るモミジの樹のコント
ラストがきれいでした。
藤原定家の秋の歌と言え
ば
見渡せば 花も紅葉も
なかりけり
浦のとまやの
秋の夕暮れ
が有名ですね。
でも、この庭にはきれい
な紅葉が溢れといて、
紅葉が沢山ありました
が。
この定家の歌は秋の三夕
の歌の一つです。
他の二首は以下の通りで
すね。
さびしさは
其のいろとしも
なかりけり
まき立つ山の秋の夕暮
寂連
心なき身にも
あはれはしられけり
鴫(しぎ)立つ沢の
秋の夕暮れ
この三夕の歌はシニア・
ガーデナーのお気に入り
で、このブログで何度か
引用しています。
真っ赤な枯葉が庭に
散っています。
掃いてしまうのがもっ
たいないですね。
嵯峨野にある厭離庵を
今回訪れることが出来
たのは幸運でした。
これもひたすら歩き回
ったお蔭です。
犬もじゃなくて、シニア
・ガーデナーも歩けば、
見事な紅葉に当たるです
ね。
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