沖の小島に波の寄る見ゆ


「箱根路をわが越えくれば伊豆の海や

沖の小島に波の寄る見ゆ」

        源実朝


この歌は、源実朝(頼朝の二男)が京都

から鎌倉に帰る道で目にした光景詠んだもの

と言われてます。


箱根の山を越えてきて、目の前にパッと

拡がった伊豆の海と沖の小島。

すごく雄大でのびやかな歌ですね。


実朝が800年も前に眺めた光景は、この写真

のように今も変わってません。

この歌の小島は、熱海沖の初島のことの

ようです。


我が家の2階からも、初島が見えて良い眺め

です。

毎朝カーテンを開けるとちょっと実朝気分に

なります。

でも、初島に波が寄せるのを見るというのは、

歌の世界の誇張ですね。

実際には遠くて、そこまでは見えません。

白波を立てて初島に向かっている連絡船が

時々見えます。


カフェ・ミモザのガーデンからは前に家が

あるので、残念ながら海は見えません。

その代わりにガーデンの花を楽しんで

ください。


プロバンスの陶器の村ムスティエの渓谷。


今は、カフェ・ミモザの仕事に追われて

ますが、去年の6月には、のんびりと

ムスティエ旅行をしていました。

村の中心を流れる急流の渓流、滴るような

緑が目に沁みました。



ムスティエの水飲み場

1895年と書いてあるので、100年以上

も前に造られたものですね。

冷たい美味しい水でした。


ムスティエのプロバンスの生地屋さん。

鮮やかなプロバンス風の柄は、この明るい

太陽と空の青さ木々の緑から生れてくる

のでしょうね。


今日で定休日は終わり。

明日からカフェ・ミモザは営業します。


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