熱海案内


今日も暗く曇って、冬景色の一日でした。

熱海市内で見た紅葉したツタです。きれいに色づいていますね。


今日は、熱海の温泉の神様、湯前神社をご案内します。

ガーデニングについては、ちょっとタネ切れですからね。


湯前神社は、熱海市内の上宿町にある、8世紀半ばに創建された熱海の

温泉の守護神です。


江戸時代には、熱海の温泉を、屈強な男が湯樽をかついで、江戸城まで

15時間位かけて献上していたそうです。春秋の例祭に、往時を偲んで、

「湯汲み道中」というお祭りが行われます。


神社の中には、源実朝の歌碑があります。


歌碑の解説です。源実朝は、鎌倉幕府の三代将軍ですが、優れた歌人

でもありました。


湯前神社の手洗鉢は温泉で、湯気が出ています。


近くには、日帰り温泉日航亭があります。


源実朝の歌で、一番有名なのは次の歌ですね。

   
     箱根路を わが越えくれば 伊豆の海や

     沖の小島に 波の寄る見ゆ

              金槐集


実朝は、源頼朝の二男、母は北条政子です。和歌は、万葉調で、のびや

かな歌風ですね。この歌は、とても雄大な感じがして、良い歌だと思い

ます。

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