小唄とパリ祭。

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東京は暑かったです。アスファルトの照り返しやエアコンの熱などでヒ

ートアイランド化しているせいでしょうね。空気も汚れている感じが

します。まぁ、熱海の山の空気に慣れてきたせいかもしれませんが。


一泊したホテルのある半蔵門のあたりは、並木もあって緑も濃い方なの

ですが、でもお昼ごろの暑さは本当にすごかったです。


半蔵門のあたりは、皇居のすぐ近くで、各国の大使館の公邸や学校など

があって、都心ですがとても静かな一角です。

もちろん、お金持ちが住んでいる高級なマンションもあります。



大通りからちょっと入ったところには、こんな美味しそうな中華料理屋

があって良い雰囲気ですね。


今晩は、小唄のお師匠さんと先輩達とで「暑気払いの会」を渋谷のてん

ぷら屋さんでしました。今晩は「佃流しを」唄いました。


  「意地を命の深川育ち

   浮名二人を筏にのせて..」


このところ全然練習してなかったので、調子はイマイチでしたが楽しい

会でした。


深川からパリにがらりと話は変わりますが、7月14日の今日はパリ祭

です。日本語では、パリ祭ですが、フランス語では、単にキャトーズ

・ド・ジュイエ(7月14日)と言って、フランス全国の祝日でパリだ

けのお祭ではありません。


1789年のフランス革命の契機となったパリのバスチーユ監獄の襲撃

を記念した革命記念日です。午前中、シャンゼリゼで大規模な軍事パレ

ードが行われますが、大変な人出です。遠い昔、大勢の人ごみの中を見

学に行ったことを思い出します。


当時は、夜になるとあちこちの街角に人々が集まって、アコーデオンの

音楽で、ダンスを踊って賑やかでした。でもそれも昔の話。今のパリの

様子は良く分かりません。


今頃のパリは、8月からの一斉バカンスを目前にして、皆の話題はバカ

ンスの話。もう、パリの人たちはすっかり夏休み気分でしょう。丸々

一か月以上のバカンスなんて良いですね。フランス人にとって、人生は

楽しむために生きるもの、休暇もろくに取らずにあくせく働いてばかり

いるなんて、信じがたいことに違いありません。


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