良い庭師とは


 今日は朝から降り出した
 小雨が午後には本降りに
 なりました。

 この冬、雪は何回か降り
 ましたが、雨は本当に
 久しぶり。

 乾ききったガーデンには、
 良いお湿りです。
 明日も雨が降るようです。

 今日もジヴェルニーの
 モネの庭の写真をアップ
 します。

 モネは43歳から生涯の
 半分をここで過ごし、
 創作以外の時間は庭仕事
 に没頭したそうです。

 モネが1926年に亡く
 なってから、庭は荒れて
 しまっていたのですが、
 多くの人の協力で復興さ
 れました。
 1980年代はじめに
 一般に公開されるように
 なりました。

 今では大人気の観光スポ
 ットで、訪れる人はヴェ
 ルサイユ宮殿に次ぐ多さ
 のようです。

 見頃は、春から6月頃で
 しょうか。

 11月初めから3月末ま
 では、冬なので休園とな
 るそうです。

 さおり&トニーの冒険旅行
 「フランスで大の字」
 (小栗左多里&トニー・
  ラズロ著)

 という大変面白い本を先日   
 丸善で買いました。

 フランスを旅行して「食べ
 て見る、見て習う、習って
 感じる、感じてはずむ」を
 マンガで描いた本です。

 フランスについて、知らな
 かったことを楽しく学べる
 本です。

 ジヴェルニーのモネの庭
 についても、一章が割か
 れています。

 その中で、庭師長のジェ
 イムス・ブリストさんの
 次の話が印象的です。

 良い庭師は「変化のない
 庭園は死んだ庭」と言い
 ます。

 庭園は博物館ではなく、
 常に生まれ変わるもので
 すからね。

 ある水準が維持されるた
 めには動いていないと
 駄目なのです。

 維持しながら動かすのが
 大事。
 複雑ですが単純です。

 マスターしていなければ
 大変でしょうが、自信を
 持っていれば大丈夫です
 よ。

 さすが、35年も庭師を
 務めた方の言葉。
 とても含蓄がありますね。

  
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