東京物語


今日も夏らしい一日でしたが、気温は少し

低目で、エアコンなしでも過ごせました。


この写真の右端の木は道路から見た、カフェ

ミモザミモザ3兄弟の内の3男のミモザです。

この夏、どんどん成長して、背丈が大きくなって

きました。


夏休み1ヶ月の内、もう3分の1が過ぎて

しまいました。

「少しのんびりしすぎかなぁ」という気持ち

もしますが、これで良いのかもしれませんね。


今日は午後、東京の知人のご夫妻がお茶に

立ち寄ってくれました。

近々南仏やパリに旅行に行かれる由、あれこれ

お喋りをして、楽しい時間でした。

旅行、羨ましいなあ。


昨日、山の手言葉のことを書きましたが、

今の女優さんで、上品な山の手言葉を話せる

人は、もういませんね。


ちょっと古すぎますが、原節子久我美子など

昔の女優さんの山の手言葉は、とてもきれい

でしたね。


小津安次郎の「東京物語」の中での原節子

日本語のきれいなこと。

田舎から出てきた笠智衆東山千栄子演ずる

義父母に対する「お父様、お母様」という呼び

掛けだけでも、きれいで上品な日本語だなあと

思いました。


東京物語」は年老いた両親の東京旅行を通じて、

家族の絆、夫婦と子供、老いと死などを淡々と、

しかし冷徹な視線で描いた傑作ですね。


この作品は、海外でも極めて評価が高く、

今年英国の雑誌が行なった「史上最高の映画」

アンケートで、世界の映画監督が選んだ最高の

映画の中で第1位に選ばれています。

大したものですね。


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