自己愛は天下一の遣り手

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昨日から降り続いている雨が、今日も一向に降り

止みません。

午前中には、みぞれ混じりになってきて、最悪の

お天気です。

東京では、雪が降ったとか。


咲き始めていたガーデンのチューリップは、寒さ

で少し縮こまっています。


貴重な3日間の定休日だというのに、このお天気

は一体どうなっているのでしょうかね。


昨日は野菜作りが出来ず、今日はガーデンでの

庭仕事が出来ず、がっかりですよ。

今が一番良い季節だというのにね。


仕方がないので、家の中で本をパラパラと繰って

います。


ラ・ロシュフコ―の箴言集を読んでいたら、

ブログを書く上で、心得るべき言葉が色々あり

ました。自戒の意味で引用しましょう。



自分ついて話す時にわれわれが味わう無上の

楽しさは、聞かされている人がその楽しさを

共にするはずはほとんどない、という不安を、

われわれに抱かせるべきなのである。


まあ、自分のことを話していて、楽しいのは

本人だけで、聞かされて(読まされて)いる人は

楽しくないよ、ということを意識しなければいけ

ないということですね。



自分の妻のことはめったに語るべきではない、

ということなら、人はよく知っている。

しかし、自分自身についてはなおさら語るべき

ではない、ということを人はあまり知らない。


人間は、自分自身について語りたいという気持ちが

中々抑えきれないのですね。

自己愛こそ、人間の最も強い本性なのでしょう。


自己愛は天下一の遣り手をも凌ぐ遣り手である。


天下一の遣り手なので、中々コントロールすること

は出来ません。



自分について語りたい、そして自分の欠点を、

人に見せてもいいと思う面から見せたい、という

欲望が、われわれの率直さの大部分を占めている。


率直に自分の欠点見せているようで、実は自分に

都合のよい面から見せたいということが多いの

ですね。



同情されたい、もしくは感心してもらいたいと

いう欲望は、しばしばわれわれの打ち明け話の

最大の要素をなす。


自分の不幸や欠点を、いかにも打ち明け話らしく

話しているけど、それは人から同情されたい、

感心されたいという欲望によるものに過ぎない

のです。


こうしてラ・ロシュフコ―の辛辣な言葉を読んで

いると、ブログを書くのが難しくなってしまう

なあ。


まあ、自分のことをグダグダと書くことだけは

ないように気を付けましょう。