母の献立

人気ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックして、応援して下さいね。


大型連休の最終日になって、やっと快晴、無風の

好天気になりました。


明るい陽射しがガーデンいっぱいに溢れ、新緑が

目に眩しいですね。


今日は母の日なのですね。

母が亡くなって今年の9月で3年になります。


遺品はもう殆ど処分したのですが、写真や日記

や手紙などは、何となくまだ処分できずに残して

あります。


その中の一つに、母が来客のために作った料理

の献立のメモがあります。


1969年から73年にかけて、父のパリ赴任

に伴って、パリに滞在していた時のものです。


年齢は50代前半、人をもてなすこと好きだった

母は相当な回数の会食を、自宅にお客を招いて

行っていました。


旅行者や出張者を招いての夕食、知人・友人との

会食、歓送迎会、お茶会等々様々な会があった

ようです。


そして、その時にお出しした料理の献立をメモに

残しています。


ある晩の15人を招いての夕食の献立です。


 中華まんじゅう

 プチフール

 糸寒天の酢醤油和え

 カニカンnとセロリのマヨネーズ和え

 ぜんまいと厚揚げの煮漬け

 キュウリとイカの酢のもの

 インゲンのごま和え

 数の子

 きんぴらごぼう

 大豆の煮豆(人参、こんにゃく、こぶ)

 ギョーザ

 エビフライ

 豚汁

 おむすび

 赤飯

 つけもの

 みかん


この会食は、多分立食だったのせしょうね。

それにしても、当時のパリでは、日本食の材料の

入手が簡単ではなかったので、大変だったと思い

ます。


親しい人を招いての夕食の献立です。


 クレソンのごま和え

 大根キャビア和え

 茶碗蒸し

 おそば

 牛肉の生姜焼き

 フルーツ


このメニューの方が良いなあ。

会食は月に5−6回の頻度、この時代の母は

超多忙だったようです。


母の献立を見ながら、もう一度母の作った料理

を食べてみたいなあと思いました。


それもお客さま用の手のかかる料理でなく、至極

簡単な手料理が良いですね。