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「今日も暑かったねえ。夜になっても、蒸し
暑くていやになるね。今日も忙しかったみたい
だね」
「うーん、朝から夕方まで立ちっ放しで働いて
いたので、少し疲れたなあ」
「それじゃ、庭仕事の時間がなかったのじゃ
ないのかい?」
「でも、朝、カフェのオープン前に30分位
出来たよ。まあ、花がら摘みと掃除だけだけ
どね」
「寸暇を惜しんでという感じだね。そんなに
してまでやらなきゃいけないのかい」
「萎れている花を見ると、じっとしていられない
んだよなあ。どんなに時間がなくても、世話を
してやらなければ」
「このコニファーも剪定しなきゃいけないんじゃ
ないかい」
「あー、コニファーや植え木の剪定か。いつも
気になっているのだけど、そこまで手が回らなく
てね。」
「エキナセアって何となくワイルドな感じが
する花だね」
語源なんだって。頭花の中央がいがぐり状に
なっていて、ハリネズミみたいだからね」
とは対照的だね」
「そうだねえ。この花は日本原産みたいだよ。
色々な花を植えて、ナチュラルな感じを醸し
出すのがイングリッシュ・ガーデンさ」
「何だか面倒くさいんだね。適当に植えて
いるだけじゃないのかい」
「これはハマ菊の花だよ。美智子妃殿下が
訪れた時に、美しく咲いているのに心を打たれ
皇居に種を植えられてのだそうだ。
そしてこの歌を詠まれているのさ。
わが君のいと愛でたまふ浜菊の
そこのみ白く夕闇に咲く
なんて素晴らしい感性なんだろうね」
「本当だねえ。ところで、お宅のハマ菊で何か
歌でも詠んだのかい?」
「うーん。まあその内にね」
「明日もまた仕事か。明日も暑くなりそうだけ
ど頑張ってね」
「ありがとう。じゃあ、また明日!」