これでも若い時には

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「カフェは明日から3日間の定休日!月曜の夜

は一週間の内で一番気持ちがリラックスする夜

なんだ」



「昔、金曜の夜を花金とか言っていたけど、

ミモザの今は、花月なんだね」


「何だか冴えない言葉だけど、まあそうだね。

夕方、源泉かけ流しの露天風呂に行って、本当

に気持ちが良かったなあ」


「シニアの花月の楽しみは、そんなもんかな。

街に出て、飲んだり、歌ったりなどは昔のこと

だね」


「夜の街を肩で風切ってか。。。そんな昔も

あったなあ」


「それが今は庭仕事や畑仕事、疲れりゃ温泉か。

すっかり枯れてしまったもんだ」


「こんな歌が古今和歌集にあるんだ」


「また出た!古今和歌集!」


「まあ、そう言わず聞いてごらん。

  今こそあれ 我もむかしは 男山

  さかゆく時もありこしものを


   よみ人しらず


 今こそこんなに老いぼれているが、私だって、

 これでも若い時には栄え行く時、盛りの頃が

 あったのさ。」


「遠く平安時代から、ジジイがこれでも若い時

には。。。なんて言っていたんだね」


「まあ、それは今も昔も変わらないということ

だよね」



ミモザ3兄弟の長男坊が、自分より先に次男坊

ミモザが近況報告をするのはどういうことなん

だって怒っていたよ」


「そうか、そりゃ悪かったな。この写真の右側

の木が長男坊の近況だよ(左側はトウカエデ)。


雪の重みで幹が折れたこともあったけれど、見事

に立ち直って、元気でにしているよ」


「明日から3日間の定休日だけど、ゆっくり休め

そうかい」


「毎日暑いからねえ。あまり無理をせずに、

庭仕事や畑仕事をするよ」


「そうそう、熱中症に気を付けてね、それじゃ

また明日」