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これは５年前の３月２２日のミモザ４兄弟
の長男坊の写真です。
こんなにきれいに花を咲かせていたのに、
去年の２月に強風で幹が折れて、枯れて
しまいました。
先日も犬を連れて散歩中のご婦人が、
「ここにきれいに咲いていたミモザは
どうしたのですか？」お尋ねになり
ました。
強風で折れてしまったことを説明すると
「そうですか、きれいだったのに残念
ですね」と仰って頂きました。
皆に好かれていたのに。。。
命は儚いものですね。
去年のチューリップの写真です。
はかなくて 過ぎにしかたを数ふれば
花にもの思ふ春ぞ経にける
とりとめもなく過ぎてしまった今まで
の歳月を数えると、花を見て物思いに
ふける春を過ごしてきたのだなぁ
老いぬとて などかわが身をせめぎけん
老いずは今日にあはましものを
年を取って老いてしまったと、わが身
を恨み嘆いていたが、どうして歎き、
恨んでいたのだろう。
年を取らなかったら、今日のこの
うれしいめに逢わかっただろうに。
今日は、誕生日です。
ミモザの長男坊のように、亡きあとも
人に惜しまれるような生き方をして、
残された日々を過ごして行きたいもの
だと思っています。
「ここでいつも庭仕事をしていた方、
最近お見かけしませんが、どうされた
のでしょうか？」
「そうですか、お元気そうだったのに。
それは残念ですね」
見上げると、抜けるような青空と、
満開のミモザでした。
という風になると良いなあ。。。
