久しぶりだね

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「いやー、久しぶりだね。どこかに行っていた

のかい?」


「すっかり御無沙汰したね。夏は苦手なので、

家でグダグダして、過ごしていたんだよ」


「そうかい。まあ、元気で何よりだ。

なにぶん歳だから、少し心配していたよ」


「あなたに歳だからなんて言われたくないねえ。

そっちこそ、良くくたばらなかったね」


「相変わらず口が悪いな」


「暑い夏が終って、爽やかな秋が来ると思って

いたら、どうだいこの暗い天気!いやになるね」


「台風だ、秋雨前線だとかね。うんざりだよ。

それにしても、パッとしない写真ばかりだね。

見ていても、気持ちが晴れ晴れとしないよ」


「それじゃ、初夏のガーデンの写真をUPする

よ。やっぱりこの頃は花がきれいで良いね」


「まあ、人間で言えば、青春時代だものなあ。

明るい陽射しを浴びて、輝いて花が咲いている

ように、我々も溌剌としていたね」


「誰でもこんな時代があるんだよなあ。その最中

にいる時は、それが当たり前と思っているん

だよね」


「そうだね、そんな時代がいつまでも続かない

ということなんか分からないのさ」


「今日は、いやに感傷的だね。季節の変わり目

には、色々と物思うことが多いものさ」


「おっと、この辺でまたお得意の古今集から一首

なんていうのは止めておくれよ。

今日は、まだ消化に悪いからね」


「まあ、明日からたっぷり聞かせてやるから

覚悟しておきな。

物思う秋には、色々良い歌があるからね」


「短歌ばかりじゃなく、たまには演歌なども

やっておくれよ。良い歌もあるぜ」


「まあ、あまり趣味じゃないけど仕方ないな。

じゃ、また明日!」