やがて秋。。。

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朝から暗い曇り空。

夕べの仲秋の名月のきれいな空はどこへ

行ってしまったのやら。


そして、やがて雨が降り出し、雷鳴も轟き

始めました。

肌寒いし、こりゃ最悪のお天気ですね。


今日は雨の降り出す前に慌ててガーデンに

出て写真を撮りました。


と言っても、今は秋明菊しかないのです

けどね。


今日は立原道造の詩を引用します。


   やがて秋。。。。


 やがて 秋が 来るだろう

 夕暮れが親しげに僕らにはなしかけ

 樹木が老いた人たちの身ぶりのように

 あらはなかげをくらく夜の方に投げ


 すべてが不確かにゆらいでいる

 かへってしづかなあさい吐息のように。。。

(昨日でないばかりに それは明日)と

 僕らのおもひは ささやきかはすだろう


 ーー秋が かうして かへって来た

 さうして 秋がまた たたずむ と

 ゆるしを乞ふ人のやうに。。。。


 やがて忘れなかったことのかたみに

 しかし かたみなく 過ぎて行くであろう

 秋は。。。さうして。。。ふたたび

 ある夕ぐれにーー


かなり抽象的で少し分かり難い詩ですね。

でも、秋が来る雰囲気に溢れている詩だと

思います。


今日はお昼に地主さんの家に行き、いつも

のように雑談をして過ごしました。


少し寒かったので、薪ストーブを燃やして

くれました。

ストーブの灯を見ていると、もうすっかり

秋の気配です。


今週でもう9月も終り。

あー、本当に月日がすごい速さで過ぎて

行きますね。

毎日を大切に過ごさなくては。


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