猛暑で庭には花が少ないのですが、
このエキナセアはその数少ない花の
一つです。
このオレンジ色の花より、ムラサキ
色の花の方が好きなのですが、残念
ながら売っていませんでした。
丈夫な花なので、大きく育って欲しい
ものです。
さて、京都旅行の二日目ですが、
京都国立近代美術館を後にして、
琵琶湖疎水沿いの道を南禅寺方面
に向かいました。
良い感じの道ですね。
南禅寺付近には、近代日本庭園の
先駆者、小川治兵衛作庭による庭園
が数多くあります。
日本のガーデナーの元祖ですからね。
学ぶことがきっと多いでしょう。
治兵衛設計の作庭の庭園の一つ無鄰菴
を見学することにしました。
初めての見物だったので、場所が
直ぐに見つかるかちょっと心配でし
たが、意外に簡単に辿り着くこと
が出来ました。
無鄰菴は明治の元勲、山形有朋の
別荘として、明治27~29年に造られ
たそうです。
庭園は有朋が自ら設計し、作庭は
治兵衛が行ったそうです。
あまり大きな庭園ではないのですが、
とても広々とした感じがする素晴ら
しい庭園でした。
前方に見える東山が借景となるよう
に設計されてます。
これによって、庭が広く見える効果
があるそうです。
うーん、有朋さんは良いセンスをして
いますね。
庭造りが最大の趣味だったそうです
からね。
庭園に芝生を植えたのも有朋が最初
だったそうです。
ヨーロッパを視察していますので、
その時にイギリスやbフランスの
庭園を見ているのでしょう。
この庭園も庭に降りて、歩いて見学する
ことが出来ます。
この美しい庭園を歩いて見ることが出来
たのは、すごく良い経験でした。
無鄰菴を近代日本庭園の最高傑作と評価
する人もいるようです。
さもありなんという感じがしました。
近代を代表する七代目小川治兵衛が
無鄰菴を作庭した時は、まだ36~
37歳の若さだったそうです。
無鄰菴の作庭を契機として、造園家
として大成功したとのことです。
和風の家屋の隣りに、洋館があります。
この洋館で、山形有朋、桂太郎、小村
に向けた会議が行われたそうです。
この洋館の内部も見学できます。
いやー、無鄰菴は予想していたより
素晴らしい庭園でした。
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