暦の上では秋が深まっているのに
暖かな日が続きますね。
今日も外出したのですが、コート
は要らず、ジャケットだけで充分
でした。
雨が全然降らないので、乾燥して
いて、プランターやハンギングの
水やりが欠かせませんね。
冷え込んではいなくても、街路樹
の紅葉は進んでいて枯葉が道には
沢山散っています。
枯葉と言えばシャンソンの「枯葉」
に触れざるを得ませんね。
このシャンソン、作られたのが
1945年なので大昔ですと言って
も、ミモザガーデンのガーデナー
よりは少し若いのか。。。
作詞は近代フランスの代表的な
詩人のジャック・プレヴェール。
フランス語を勉強し始めた若い
頃に、この人の詩を暗唱させられ
たこと思い出します。
平易な言葉だけど、含蓄のある
詩が多いですね。
作曲はジョセフ・コスマ。
ハンガリー生まれの作曲家です。
そして歌ったのはイヴ・モンタン。
彼が主演した映画「夜の門」の
主題歌だったのです。1945年の
映画です。
枯葉はモンタンの他にも色々な
歌手が歌ってますが、英語でも
沢山の歌手が歌っています。
中でもナット・キングコールの
枯葉は素晴らしいと思います。
元のフランス語の歌詞と日本語や
英語の歌詞を比べてみると、微妙
な違いがあります。
いずれも枯葉の頃には、あなたが
去って行ってしまたことを思い
だすという失恋の歌詞です。
でも、フランス語の歌詞では、
愛し合い、一緒に暮らしていた
二人を人生が音を立てることも
なく引き離していくというある
種の無常観のようなものが感じ
られます。
同じ失恋の歌ではあるのですが。
イヴ・モンタンが70歳で亡くなった
のが1991年で、もう30年近くになる
のですね。
昔パリのオランピア劇場にモンタン
のコンサートに行ったことを思い
出します。
素晴らしいコンサートでした。
またパリに行ってシャンソンを
聞きたいと思いますが、もう
叶わぬ夢ですかね。
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