一ひら また一ひら

今朝気が付くとピエール・

ド・ロンサールが開花し

ています。

熱海から持って来た鉢植

えです。

冬の間に、陽当りの良い

場所に鉢を移動したら、

今年は花の勢いが全く

違います。

ピエール・ド・ロンサールというのは、16世紀の

フランスの詩人です。

バラをテーマにした恋愛詩が有名です。

 

だから かわいい人よ 

私は思う

あなたの花ざかりの

日々が

みずみずしく息づいて

いるときに

摘むがよいのだ 

摘むのだ

その若さを 

この花のように  

やがては老いが

あなたの美しさを萎れ

 させてしまうのだから

  「恋愛詩集」

  吉田可南子 編・訳

  愛のフランス詩集     

花びらには優美さが

そして愛が休らっている

庭を 木々を 香りで

燻きしめて

けれど あるいは雨

あるいは激しい暑さに

打たれて薔薇はやつれて

死んでゆく

花びらが一ひら 

また一ひら

と枯れ散って

   「ソネ」

引用先は上記と同じ    

マーガレットとゼラニウムの間の石畳の上にもバラ

の花が散っています。

スパニッシュ・ビューティの花の方は早くも盛りが

過ぎて行く感じです。

少し早過ぎるなあ。

今日は朝早くから午後まで、病院で大腸内視鏡

検査でした。

この検査のための準備の

大変さは、検査を受けた

人でないと分からないで

しょう。

緊急を要することはないが、要注意点があるのと

のことで、来月に再検査

となりました。

やれやれ、何もせずに

お迎えを待つというオプ

ションが身近に感じられ

ます。  

裏庭に植え放しのジキタリスの花が咲いています。

何の手入れもしていない

のにこうしてこの時期に

なると、毎年花を咲かせ

てくれるのは嬉しいですね。

 

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