イングリッシュガーデンて何ですか?



先日、イングリッシュ・ガーデンて何ですか?

とさる人から質問され、即答出来ませんでした。

うーん、ガーデン・コーディネーターの通信講座

を受けていた時に確かに習ったぞという記憶は

あったのですが...


自分のガーデンをイングリッシュ・ガーデンと

言っている以上、これじゃいかんなと思い復習して

みました。(広田靚子著:「イギリス 花の

庭」講談社文庫による。)


二通りの定義があって、一つは18世紀に流行した

風景式庭園ランドスケープガーデン)のことです。

それまではイタリアやフランスの庭園を模倣した

幾何学模様の整形式庭園(フォーマルガーデン)で

あったものが、なだらかな丘に森や池を作り、

壮大な独自のスタイルの庭園が作られ、これが

イングリッシュガーデンと呼ばれるようになり

ました。

王侯貴族の庭で、今でも英国に行くと見学でき

ますね。



もう一つは、現在一般的にイングリッシュ・ガーデン

と呼ばれるもので、こじんまりとした家を囲むように、

果樹や花木などと草花やハーブなどを植え込んだ

やさしい色調の庭です。自然と調和し、暮らしに根ざ

したナチュラルな雰囲気のでパステルカラーの花々が

咲き乱れる田舎家風庭園(コテイジガーデン)の

ことです。


我がガーデンはイギリススタンダードのこじんまり

ではなく、日本スタンダードのこじんまりなのですが、

スケールはともかく目指してるスタイルは、ナチュラ

なスタイルのイングリッシュ・ガーデンです。


ナチュラルといっても、自然に任せるのではなく、

ナチュラルに見せるように色々手入れをすることが

大切なんです。まだ、一年目なので、ナチュラルな感じ

が十分出てませんが。


カフェは今日は来客なし。

なーんだせっかく、昨日仕入れに行って来たのになぁと

思いましたが、これがお客商売の現実ですね。