パロル、パロル

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今日の熱海は、久しぶりの青空となりました。

やっと秋晴れの日がやってきましたね。


朝の内に、ガーデンに散った葉っぱなどを

片付けました。


先日観た映画「大統領の料理人」の中に、

南極の基地から去る主人公の送別会のシーン

があります。

基地のスタッフ総出の心温まる送別会。


スタッフが送別のための寸劇をするのですが、

このシーンで流れていたのが、ダリダとアラン・

ドロンの「甘い囁き」というシャンソンです。


もう40年以上前のシャンソンですが、すごく

懐かしかったなあ。

原題は「Paroles,Paroles」「言葉、言葉」です。


ダリダの歌の合間に、アラン・ドロンが甘い

セリフを囁きます。

このセリフが何ともキザだけど、格好良い

のですね。


   アラン・ドロンのセリフ


C'est etrange,

Je ne sais pas ce qui m'arrive ce soir,

Je te regarde comme pour la premiere foi.


不思議だな今夜は一体どうしたのだろう

まるで初めてのように君を見つめている


    ダリダの歌

Encore des mots toujours des mots

Les meme mots


また言葉ね いつも言葉

同じ言葉ばかり

      

アラン・ドロンのセクシーで甘い声の囁きは、

ドンドン続きます。


君は僕がいつまでも読み続ける

恋の物語なんだ


君は昨日の、明日のそしていつまでも

変わらない僕のたった一つの真実だ


君は僕のかけがえのない夢

なんて、君はきれいなのだ!


などなど、よく言うよ!という感じですが。

まあ、フランス語は恋を語るのに向いている言葉

ですからね。まだまだ続きますがこの辺で。

      

ダリダの方も、全く素っ気なく、甘い囁き

に応じません。


言葉 言葉!

安っぽい言葉、はかない言葉

きれいすぎる言葉


夢の時間はもうお終いなのよ

想い出は忘れられて

色褪せてしまうものなの


キャラメルやボンボンやショコラ

甘さで包まれた言葉は心には届かないの


醒めてしまった女心。

未練たらたらの男心の歌です。
    
メロデイも心地良くて、楽しい歌です。


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