感傷の秋

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今日はどんよりとした曇天の一日でした。

そして、午後になって、小雨が降り出して

きました。


昨日まで、きれいに咲いていたバラの花も、

雨の露に濡れて、今にも散りそうです。


 露の世は 露の世ながら さりながら

         小林一茶


すぐに消える露は、はかないものの象徴

ですね。

露のようにはかない世の中だとは、分かって

いるのだけど、それにしても...儚いなあ。

という感じでしょうか。



色も香も 昔の秋に 咲くらめども

あい見し人は 訪れもせず

        良寛


花は昔の秋のように咲くけど、親しくして

いた人は、今はなく訪れて来ない。


秋は感傷の季節ですね。寂しい歌が沢山

あります。



わが宿の 垣根に植ゑし 

百草(ももくさ)の

花咲く秋は 近づきにけり

       良寛

  

カフェミモザのガーデンの垣根にも、色々な

秋の花が咲いています。

今年は秋明菊が良く咲いています。


この花壇は、ゼラニウム秋明菊が混ざって

咲いています。


真っ赤なゼラニウムの花。


パリでは、ゼラニウムが窓辺や花壇に、

きれいに植えられていました。

高温、多湿を嫌うので、日本では育て難い

のかもしれませんね。

でも、もう少し活用してみます。