大沢池の周囲を歩いている
時に見た赤と黄色のコント
ラストが見事な紅葉です。
立ち止まって暫く見惚れ
ていました。
その近くにあった石碑。
何やら花のことが書かれ
ています。
隣りに立てられている看板
の字を読みました。
花を惜しむこころは
いったい何なのだろ
いくつ齢をかさねたら
こころはしづまり
ひとり酒汲む静寂に
住むことができるのか
今日も嵯峨御所から
花信が飛びこんできた
臼井喜之助
臼井喜之助は昭和の初め
の京都の詩人だそうです。
何となく心に沁みる詩だ
なあ。
花を惜しむこころは
いったい何なのだろ
いくつ齢をかさねたら
こころはしづまり
というこの部分ですかね。
いくつ齢をかさねたら。。
というところがシニア・
ガーデナーの心に響きます。
今回初めて訪れた嵯峨野の
宝筐院。
あまり期待していなかった
のですが、素晴らしい紅葉
のお寺でした。
室町幕府2代目将軍足利
義詮の菩提寺だそうです。
小さな寺院なのですが、
庭中紅葉に覆われていま
す。
部屋の中から眺める紅葉が
とてもきれいでした。
まるで額の中の絵のようで
すね。
カメラを持った人が皆この
フォーカス・ポイントで
写真を撮ろうとしているの
で、誰もいなくなった瞬間
を捉えてシャッターを押し
ます。
京都の紅葉の名所はあちこち
訪れたと思っていましたが、
まだまだ知らない所があり
ます。
今回もバスに乗って近くまで
行き、後は全て徒歩で回り
ました。
秋の京都散歩(成美堂出版)
というガイドブックがとて
も役に立ちました。
去年に比べると紅葉見物の
観光客はかなり増えていて
永観堂などの有名スポット
はかなりの人出でした。
でも、以前のように外国人
観光客の姿は全くなく、
一時期とは大違いです。
毎日紅葉の話ばかりで、
ガーデニングと関係ない
じゃないか!とお𠮟りを
受けそうですが、暫く
我慢して下さい。
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