尾崎紅葉祭

人気ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックして、応援して下さいね。



熱海市の中心を流れる糸川沿いに植えられて

いる熱海桜。

もう開花しているというので、早速見に行って

みました。


でも、まだ開花しているのは、ほんの数輪でした。

つぼみが大きく膨らんでいるので、本格的な開花も

近いようですが。

日本一早咲きの桜ですからね。


今日は、熱海では、尾崎紅葉記念祭が開催され、

その一環として、記念演芸会が熱海芸妓見番で

開かれました。


最初に、熱海の芸者さんによる「金色夜叉」の

熱海海岸別れの場面の舞踊です(お宮が静さん、

貫一がいろ紙さん)。


熱海と言えば、貫一お宮の熱海海岸での別れ

の場面。

海岸には、貫一お宮の像も建てられています。


確かに、貫一お宮の話が、熱海の観光に大きく

貢献してきたことは、否めません。

シニアの人たちには、良く知られた話ですね。


しかし、この話が今の若い人たち間にも良く

知られ、観光の目玉になっているとは思えません。


もう少し、今の時代に合った熱海を盛りたてる

ラブ・ストーリーがあると良いですね。


演芸会の二番目は、林家たけ平さんの落語です。


たけ平さんは、三か月に一度、熱海で「落語面白

講座」を開催していて、落語好きなので、これには

毎回参加して、楽しんでいます。


今日の演目は「金色夜叉」。

金色夜叉」という落語はないのですが、小説の筋

に沿いながら、様々な小噺をその中に散りばめた、

楽しい落語でした。


もう一席は、「幾代餅」という古典落語

米屋の使用人清蔵が、浮世絵で見た吉原の幾代太夫

に一目ぼれ。

色々あって、二人は結ばれ両国で、「幾代餅」と

いう餅屋を開業、大成功すると言う夢物語です。

たけ平さんの熱演で、大変面白かったです。


今日の演芸会の会場となった「熱海芸妓見番」は、

昭和29年に建てられた立派な建物です。


この写真は、新築落成記念の時の写真ですが、

大勢の芸者さんが揃って盛大ですね。


収容人員は180名で、毎週末には「花の舞」と

いう踊りの会が開かれています。


さーて、明日からカフェミモザは、いよいよ

営業再開です。