湯島天神で梅を見た後、
今度は上野公園にある
ぼたん苑を訪れること
にしました。
湯島から不忍池の周り
を通って上野公園へ。
ぼたん苑は上野東照宮
の中にあります。
ぼたん苑の入口の看板。
ぼたんは英語で、
Tree Pioneyという
のですね。
入苑料700円を払って
入苑です。
ぼたんは通常4月中旬
から5月中旬にかけて
咲く花ですが、ここで
は冬の間に咲く冬ぼた
んとして育てているそ
うです。
この藁囲いが寒さを
防いでいるのですね。
全体的に少し盛りを
過ぎている感じがし
ましたが、まだまだ
きれいに咲いていま
す。
紫やピンク系統の花
が多いのですが、白い
花もきれいですね。
上の説明の看板にある
句です。
振り向きし
人の襟足
冬ぼたん
松崎 鉄之助
何とも艶っぽい句です
ね。
ぼたんの原産国は中国、
日本には奈良時代に
渡来したそうです。
その後品種改良がなさ
れ、多くの種類のぼた
んの花があるようです。
こうして花瓶に生け
られたぼたんもあり
ました。
華やかな感じがしま
すね。
花壇のぼたんは皆藁囲
いをの中で咲いていま
す。
大変手入の行き届いた
ぼたん苑で、さすが
東照宮だと何だか良く
訳の分からない納得の
仕方です。
苑内ではロウバイの
黄色い花が満開でし
た。
良い香りが辺りに漂
っています。
ぼたん、ロウバイ、
梅の花の向こうには
えます。
枯れ木は桜の木です
が、もう少しすれば
桜が満開になって、
一層華やかな光景に
なりますね。
壺に飾られているぼたん
の花。
こういう鑑賞の仕方も
あるのですね。
花壇には水仙の花が
咲いていました。
ここではハボタンと
の組み合わせです。
ハボタンはケールを
観賞用に改良したも
ので、原種はヨーロ
ッパで、ぼたんの花
とは全く関係がない
のですね。
形状がぼたんの花に
似ているので名前が
葉ぼたんなのか。
きれいな紅梅も咲い
ていて、すっかり早春
の気分を味わうこと
が出来ました。
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