惜しむ心は

 今日は朝から雨と風。

 正しく花散らしの雨と風

 でした。

 その光景は後半にして、

 今日のシニアは雨の中を

 高輪の病院に定期検診へ

 行きました。

 風が強くて傘が吹き飛ば

 されそうでした。

 レントゲンとエコー検査を

 受け、特に異状ないとの

 診断。腎臓結石の検診で

 す。

 やれやれ、次回の検診は

 8月だそうです。

 8月の予定で真っ先に決ま

 るのは病院か。。。

 先日一緒にお花見に行った 

 小学生時代の友人と、今日

 は病気の話は止めよう!

 と、言って楽しく話が始ま

 ったのですが、最後は病気

 の話になってしまいました。

 これが始まると止まらない

 のですね。

 いくらでもネタがあります

 からね。

 もちろん小学校時代の懐か

 しい思い出話もたっぷりと

 しましたが。

 病院の帰り道、家の近くの

 桜も雨と風で散っています。

 やはり花の命は短いなあ。

 もっと長く咲いていて欲し

 いのだけど。。。

 こればかりはどうにもなり

 ませんね。

 舗道は桜の花びらを敷き

 詰めたようです。

 この上を歩くのは勿体な

 いような気がします。

 雨に濡れているので風に

 吹き飛ばされていないの

 かな。

 
  風さそふ

  花の行くへは

  知らねども

  惜しむ心は

  身にとまりけり

     西行

 

 風に吹き散る桜の花が

 どこへ行くのか分から

 ないが、花を惜しむ心

 はあこがれ出ることな

 く、わが身にとどまっ

 ている。

 

  春雨は

  いたくなふりそ

  桜花

  いまだ見なくに

  散らまく惜しも

   万葉集 

   よみ人しらず

 

 春雨よ、そんなにひどく

 降らないでおくれ、桜の

 花をまだ見ない内に散っ

 てしまうのは惜しいから。

 

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